心まにまに
2021/06/09
夜行列車
昨日、3年生の教室に行くと、
ある男の子のサブバッグの上に雑誌が置いてありました。
タイトルは『寝台列車追想』。
「こんな雑誌があるんだ、ちょっと拝見…」
ページをくっていると、昔のことを思い出しました。
小学5年生のときに一つ上の兄と二人で夜行列車に乗り、大阪駅から東京駅まで行きました。
たしか、『瀬戸』という名の寝台特急列車でした。
列車の中で横になる非日常感が楽しかったこと、
車窓から日の出を眺めながら食べたおにぎりのことを、今でも覚えています。
中でも、真夜中の駅に停車するたびに目にする無人のホームの、
なんとも寂しげな光景がもっとも印象に残りました。
子どもながらに、「哀愁」でも感じていたのでしょうか(笑)。
…なつかしい。
この雑誌の持ち主の男の子も寝台列車に乗ったのかな?
もし、そうなら、なにか感じるものがあったかな?
そう思い、尋ねてみました。
「寝台列車は大好きなんだけど、まだ乗ったことはないです。
コロナがはやってなかったら乗ってるんだけど…。
一番乗りたいのは、サンライズ出雲!」
普段は見られない景色と、たくさんの感動が待っていますよ!
夢が叶いますように!