心まにまに

食べること

『食育』の講演会で聴いたお話です。


「口に入れた瞬間、『おいし~い!』という言葉が出る食事はオススメしません。

そういう食事は、たいてい脂肪と塩分、または糖分が多いからです。」

 

ラーメンのスープを飲むときに、それが顕著にあらわれるとか。

うーん、たしかに、お気に入りのラーメン屋さんのスープは油分が多い気がする。

…というよりも、私が「背脂多め」で注文しているからですね。

おいしさの誘惑には勝てません。

 

「そういう食事を絶対に食べてはいけない、とは言いません。

 たまにならいいのです。」

 

この言葉に、少し救われました。

 

「主菜、副菜、御飯、汁物をすべていただいてお箸を置く。

 そのときに『あぁ、美味しかった』と感じる食事、それが理想です。」

 

…なるほど。

そういう食事をいただいたときはお腹だけではなく、心まで満たされます。

 

 

子どもの体を作るのは、おうちの方が用意された食事。

一日三度、それが毎日のことですから、用意するのはたいへんなこと。

頭が下がります、ごくろうさまです。

 

ときどきは、息をぬいてくださいね。