心まにまに
2021/06/10
食べること
『食育』の講演会で聴いたお話です。
「口に入れた瞬間、『おいし~い!』という言葉が出る食事はオススメしません。
そういう食事は、たいてい脂肪と塩分、または糖分が多いからです。」
ラーメンのスープを飲むときに、それが顕著にあらわれるとか。
うーん、たしかに、お気に入りのラーメン屋さんのスープは油分が多い気がする。
…というよりも、私が「背脂多め」で注文しているからですね。
おいしさの誘惑には勝てません。
「そういう食事を絶対に食べてはいけない、とは言いません。
たまにならいいのです。」
この言葉に、少し救われました。
「主菜、副菜、御飯、汁物をすべていただいてお箸を置く。
そのときに『あぁ、美味しかった』と感じる食事、それが理想です。」
…なるほど。
そういう食事をいただいたときはお腹だけではなく、心まで満たされます。
子どもの体を作るのは、おうちの方が用意された食事。
一日三度、それが毎日のことですから、用意するのはたいへんなこと。
頭が下がります、ごくろうさまです。
ときどきは、息をぬいてくださいね。