心まにまに
2021/06/18
成長しましたね。
昨日、担任が研修会に参加するため、4年雪組の掃除と終礼の補助をしました。
私は2年前、この学年を担当しました。
さぁて、みんながどれだけ成長したのか、見せていただきましょう!
6時間目の終了は午後3時5分。
その時間に教室で待っていると、図工室から4年雪組の子どもたちが帰ってきました。
「あ、だれかと思ったら神吉先生!」
「はい、こんにちは。じゃあ、掃除を始めようか~。」
意外と掃除の取りかかりが早くて、感心。
…「意外」は余計ですね。
「掃除は3時20分までに終わらせまぁす。」
「え、早い!」「できるかな?」
できます。
掃除は無駄に時間をかけない、きれいにさえなれば、5分で終わっても良いのです。
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4年雪組では、教室の後ろに下げた机を一列ずつ元に戻すたびに、『ほうき隊』が登場します。
一列で前進しながら、ゴミを教室の後方に掃いていくようです。
カルガモの行進のようで、おもしろい。
校長先生が掃除のお手伝いにきてくださったこともあり、予定通り3時20分に終了!
「手を洗って、帰る用意をしましょう!」
…と言う前に、手を洗いに行く人たちがたくさんいますね。
これまた、感心。
「先生、帰る用意をしていいですか?」
「はい、どうぞ。」
2年生の時は、ここからの時間が長かったのです。
帰りの用意が早い子もいれば、お喋りに夢中で友だちを待たせる子もいました。
…ここでも誰も注意されることなく、さっさと席につきました。感心。
終礼の中で、『ごめんね、ありがとう』を今でも続けていることを嬉しく思いました。
その日にあった出来事で、「ごめんね」や「ありがとう」を友だちに伝え忘れていれば、終礼で相手に伝えるのです。
みんなの前なので、「ごめんね」「ありがとう」と口に出すことが恥ずかしいこともありますが、それだけに、伝えてもらう側は嬉しいのです。
何人も、手を挙げて伝えていましたね。
わだかまりやモヤモヤした気持ちは、その日のうちにスッキリさせることが大切。
明るい顔でおうちに帰らねばなりません。
なんと、私にも
「神吉先生、今日、掃除と終礼を見てくださって、ありがとうございます。」
と言ってくれる男の子がいました。感動です。
「先生からのお話です。」
と、日直さんから話をふられました。
通学マナー向上週間ということもあり、昨日の「心まにまに」に書いた内容を子どもたちに伝えました。
みんな、静かに聴いてくれました。
私が担当した時から2年しか経っていませんが、わずかな間でも子どもの成長は大きいものです。
自律心がずいぶんと育ちました。担任の先生の指導の賜物でしょう。
でもね、たびたび、ちょっかいをかけてくるところは昔のままなんですよ。
そこが、かわいいところです。