心まにまに

もうすぐ、七夕

明後日、7月7日は『七夕』です。

この時期、子ども図書館に笹飾りが置かれます。

そこに、子どもたちの願いごとが書かれた短冊が下がります。

今年もたくさん下がっています。

その中から、少し紹介しましょう。

 

「たなばたの日に、雨がふりませんように」

七夕ってお天気が良くないんですよね、梅雨時でもありますし。

この願い事は、ひょっとすると

織姫と彦星のことを思ってのものでしょうか。

 

「早くコロナがおさまってほしい」

本当に…。世界中の誰もが願っていることですね。

はやく、みんなが安心して過ごせるようになってほしいものです。

 

「○○さんと△△さんと、いっしょう、ともだちでいられますように」

「いっしょう」という言葉に願いの強さを感じます。

きっと、3人は気の置けない仲間なのでしょう。

 

「しょうらい、せっけいしになれますように」

○○になりたい…という願いごとが、いくつか見られました。

自分が設計した物が形になる…、素敵なお仕事ですね。

 

 

人を思っての願い、社会を思っての願い、

そして、自分の願い、

いろいろな願いごとがありました。

 

子どもたちにたくさんの願いごとがある、

それが、親や教師にとって嬉しいことです。

「設計士」で思い出しました。

 

昨年度、東京の某大学で建築・設計を学ぶ卒業生が

小学校を訪ねてきました。

「地域との交流を考えた学校を設計する…」、

そのような課題が出たそうです。

そこで、小学校の基本的な設計を確認するために、

わざわざ東京から取材に来たのですね。

校長先生と私と、いろいろなお話をしました。

 

設計士になるという願いに、

少しずつ近づいているようです。