心まにまに
2021/07/05
もうすぐ、七夕
明後日、7月7日は『七夕』です。
この時期、子ども図書館に笹飾りが置かれます。
そこに、子どもたちの願いごとが書かれた短冊が下がります。
今年もたくさん下がっています。
その中から、少し紹介しましょう。
「たなばたの日に、雨がふりませんように」
七夕ってお天気が良くないんですよね、梅雨時でもありますし。
この願い事は、ひょっとすると
織姫と彦星のことを思ってのものでしょうか。
「早くコロナがおさまってほしい」
本当に…。世界中の誰もが願っていることですね。
はやく、みんなが安心して過ごせるようになってほしいものです。
「○○さんと△△さんと、いっしょう、ともだちでいられますように」
「いっしょう」という言葉に願いの強さを感じます。
きっと、3人は気の置けない仲間なのでしょう。
「しょうらい、せっけいしになれますように」
○○になりたい…という願いごとが、いくつか見られました。
自分が設計した物が形になる…、素敵なお仕事ですね。
人を思っての願い、社会を思っての願い、
そして、自分の願い、
いろいろな願いごとがありました。
子どもたちにたくさんの願いごとがある、
それが、親や教師にとって嬉しいことです。
「設計士」で思い出しました。
昨年度、東京の某大学で建築・設計を学ぶ卒業生が
小学校を訪ねてきました。
「地域との交流を考えた学校を設計する…」、
そのような課題が出たそうです。
そこで、小学校の基本的な設計を確認するために、
わざわざ東京から取材に来たのですね。
校長先生と私と、いろいろなお話をしました。
設計士になるという願いに、
少しずつ近づいているようです。