心まにまに
2021/09/29
ひみつのたんけん!
低学年の子どもが好きな、二つの言葉、
「ひみつ」「たんけん」
どちらも、聞くだけでワクワクするようですよ。
月曜日の自由遊びの時間に、
ベル広場で2年生(女子2人、男子1人)が
飼育ケースに草を入れていました。
ケースの中にはカマキリが一匹。
聞くと、運動場で見つけたのだとか。
「出して見せて」
と言うと、割り箸でつまんで見せてくれました。
手でつかむのは怖いようです(笑)。
このあと、
カマキリは上手に身をひるがえして、
女の子の指に抱きつきました。
「とって、とって~!!」
と、女の子は大絶叫。
はい、はい、とってあげましょう。
…申し訳ないけれど、笑ってしまいました。
学校の南端に『みどりの教室』があります。
畑があるのですが、
教員の目が行き届かない場所なので
普段は子どもだけでは行けません。
「今日は特別に、虫をさがしに行く?」
と、その子たちを誘うと、
「うん、行く、行く!」
「ひみつのたんけんやで。」
「やった! ひみつのたんけん!」
と、喜んでついてきました。
行く途中も
「たーんけん、たーんけん…」
と嬉しそうに歌います。かわいいですね。
緑の教室に到着、良い感じに草が茂っています。
草むらを足でかき分けながら歩きます。
すると、ぴょんと何かが飛びました。
そっと近づくと…、ショウリョウバッタです。
「つかまえたよ!」
「あ~!ちょうだい!」
バッタはすぐに飼育ケースの中へ。
その後も、みんなで草むらをかき分けて
バッタを探し歩きましたが、
それ以上は見つからず…、残念。
でも、ひみつのたんけんには
とても満足したようでした。
そう、ひみつのたんけんで、
緑の教室にヒガンバナが咲いていることを知りました。