心まにまに

ひみつのたんけん!

低学年の子どもが好きな、二つの言葉、

「ひみつ」「たんけん」

どちらも、聞くだけでワクワクするようですよ。

 

 

月曜日の自由遊びの時間に、

ベル広場で2年生(女子2人、男子1人)が

飼育ケースに草を入れていました。

ケースの中にはカマキリが一匹。

聞くと、運動場で見つけたのだとか。 

「出して見せて」

と言うと、割り箸でつまんで見せてくれました。

手でつかむのは怖いようです(笑)。

 

このあと、

カマキリは上手に身をひるがえして、

女の子の指に抱きつきました。

「とって、とって~!!」

と、女の子は大絶叫。

はい、はい、とってあげましょう。

…申し訳ないけれど、笑ってしまいました。

 

学校の南端に『みどりの教室』があります。

畑があるのですが、

教員の目が行き届かない場所なので

普段は子どもだけでは行けません。

 

「今日は特別に、虫をさがしに行く?」

と、その子たちを誘うと、

「うん、行く、行く!」

「ひみつのたんけんやで。」

「やった! ひみつのたんけん!」

と、喜んでついてきました。

 

行く途中も

「たーんけん、たーんけん…」

と嬉しそうに歌います。かわいいですね。


緑の教室に到着、良い感じに草が茂っています。

草むらを足でかき分けながら歩きます。

すると、ぴょんと何かが飛びました。

そっと近づくと…、ショウリョウバッタです。

「つかまえたよ!」

「あ~!ちょうだい!」

バッタはすぐに飼育ケースの中へ。

その後も、みんなで草むらをかき分けて

バッタを探し歩きましたが、

それ以上は見つからず…、残念。

 

でも、ひみつのたんけんには

とても満足したようでした。

 

そう、ひみつのたんけんで、

緑の教室にヒガンバナが咲いていることを知りました。