心まにまに

「立ち入り禁止」なのに‥

月曜日の放課後に、

学園中高校の鉄道研究部の皆さんが

きれいに洗ってくれた蒸気機関車。

ピカピカ!

この機会に、

蒸気機関車をいろいろな角度から眺めました。

 

運転席は、普段は透明アクリル板で塞がれ、

南京錠が二つもかけられています。

勝手に入ってはいけない場所です。

考えてみれば‥、

この機関車の運転席に入ったことがない。

たまたま、南京錠の鍵を持っていたので

(けっして計画的ではありません)

入ってみることにしました。

もちろん、子どもたちには秘密です。

 

運転席は、とにかく狭い!

そして、むき出しのパイプやバルブ、

無骨なメーター類がぎっしりと並んでいます。

乗り物の運転席というよりも、

ボイラー室、ポンプ室という雰囲気です。

 

椅子に座ったときの前方の景色、

視界の半分は車体でふさがれています。

 

これは‥、

引っ張ると警笛が鳴るのでしょうね。

 

この蓋を開けて、

ボイラーに石炭をくべます。

 

もちろん、冷暖房は付いていませんし、

運転席の後方は壁がありません。

狭い空間で石炭をくべる作業、

夏の暑さ、冬の寒さ、

釜からの熱風や煙突からのスス、

線路からの振動‥、

その過酷さは想像し難いものです。

 

たいへんな仕事でありながら、

当時の機関士たちは

高度経済成長の時代や、

その後も国内の物流や旅客を支えている

という自負に満ちていたと聞きます。

この機関車を動かしていた方たちも

きっと、そうなのでしょう。

 


突然、

「そんなところで、何してるんですかぁ!?」

通りかかった4年生に見つかりました。

せっかくなので、

「そこから、写真を撮ってくれる?」

「いいですよぉ」

と、撮ってもらいました。

うれしいです。