心まにまに

ハロウィンって、なぁに?

高校2年生の秋に、級友から

「アメリカで大ヒットした映画が

    日本で公開される、観に行こう!」

と誘われ、大阪・難波の松竹座劇場で観た映画が

『E.T.』でした。

スティーブン・スピルバーグ監督の名作ですね。

 

純粋に感動したのですが、

途中で「?」と思うことがありました。

それは、ハロウィンのどさくさに紛れて、

主人公がE.T.を外へ連れ出すシーンです。

 

今では小学生でも知っているハロウィン、

その頃、日本ではハロウィンが

まだ一般的ではなかったため、

なぜ、子どもたちが仮装しているのかが

理解できなかったのです。

 

じつは、今でもハロウィンについては

「仮装をする」

「子どもはお菓子をもらう」

「道頓堀や渋谷が大騒ぎになる」

程度の認識しかありません。

 

本来の意味で我々がハロウィンを楽しむのは、

なんとも、とってつけた感じがしますし、

一つ間違えれば、他民族を冒涜することにも

繋がりかねません。

だから、本来の意味から大きく外れたところで、

各々、楽しむのが良いのかもしれませんね。

‥でも、道頓堀に飛び込むのはやめましょう。

 

日本のお祭りにしてもそうです。

その起こりを気にしないで、

各々で楽しんでいることがあります。

 

夏の京都の風物詩、祇園祭は、

2年続けて山鉾巡行が中止となりました。

感染症の流行のため仕方がないことですが、

祇園祭の起こりを考えるなら、

「今だからこそ、祇園祭を!」

とも、正直、思いました。

 

祇園祭の起こり‥、

ご存じなければ、調べてみてくださいね。