心まにまに
2022/01/18
忘れものは、なんですか?
忘れ物をして、
「昨日までは覚えてたのに!」
ということはありませんか?
「昨日までは」が、
「今朝までは」「さっきまでは」と、
その時間が短くなればなるほど
自分が情けなくなります。
学校では、子どもはたくさんの忘れ物をします。
自分の忘れ物は自分で責任を取るべきです。
「○○を忘れました。」
と、教師に自分の口で伝えることが大切です。
担任をしているとき、忘れたという報告だけでなく、
だからどうするか‥までを言うように指導しました。
「宿題を忘れました。明日は忘れないように
今すぐ連絡ノートに書きます。」
「算数ノートを忘れました。
今日は白紙に書いておきます。」
というように。
「忘れ物は誰だってするんだから。
忘れたあとにどうするかで、
その人の誠実さや反省の度合いが分かるよ」
と、日頃から話していました。
たまに‥、
事務室横の公衆電話や
自分の携帯電話からおうちに電話をして、
「お母さん、○○を忘れた!持ってきて!」
という『ヘルプ・コール』の姿を見かけます。
自分の失敗の尻ぬぐいを親にさせる‥。
これはいけませんね、
厳しく叱ります。