心まにまに
2022/01/31
梅と桜
学校の正門を上がったところの白梅は、
少し前に枝を剪定してサッパリしました。
その後、若い枝をグングンと伸ばし、
たくさんの新芽をつけています。
その白梅の写真を撮っていると、
剪定をしてくださった校務の方が
「たくさん芽が出ているでしょう?」
と話しかけてこられました。
「ちょっと切りすぎたかな‥、
『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』
って言うからね。」
と、笑ってらっしゃいました。
梅は枝を切っても、
そこから伸びる「枝の途中」に
たくさんの芽をつけます。
でも、桜は「枝の先」に芽をつけるので、
切った枝が伸びても
途中に芽をつけることはありません。
また、梅の枝はすぐに老いるため
積極的に切って若い枝を伸ばすほうが良く、
桜の枝は切り口から腐りやすいので
切らないほうが良いと言います。
そういう理由で
『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』
という言葉が生まれたのですね。
↑ これは桜の新芽。
たしかに、枝の先に集まっています。
↑ これは梅の新芽。
枝の途中に付いていますね。
子どもたちは、気づいているかな?