心まにまに

風をあつめて

今日、1年月組の子どもたちが

ベル広場で風と遊んでいました。

生活科の学習の一環です。

手に持っているのは大きなビニール袋。

袋の口を開き、二人で持って走ると

袋が大きく膨らみます。

「いっぱい、風をあつめよう!」

みんな、楽しそうに走り回っています。

「早く走れば、風が集められるかな‥」

「袋が風でいっぱいになると、重くなるよ」

このような遊びの経験が、低学年では大切です。

特別な遊び道具は必要ありません。

ただのビニール袋、というシンプルなものほど

工夫して遊ぶことができるのです。

 

たとえば、こんなふうに。

風でパンパンに膨らんだ袋を

誇らしげに見せてくれましたよ。

 

あ!

うっかり、袋から手をはなすと‥

あ~、袋が空に舞い上がって‥

あらら、木にひっかかった!

 

「風の力って、すごいねぇ、

 あんなところまで持っていっちゃった!」

風の力を目の当たりにしましたね。

とてもいい経験、これも大切な勉強です。

 

さぁ、この袋をどうやって取る?

一人の女の子が、となりの「うんてい」に

登りはじめましたが‥、とどきません。

 

そんなとき、やさしい風が吹いて

ビニール袋を落としてくれました。

 

「風とあそぼう」という学習ですが、

風にあそばれた‥という感じですね(笑)。

楽しい授業でした。