心まにまに
2022/02/01
風をあつめて
今日、1年月組の子どもたちが
ベル広場で風と遊んでいました。
生活科の学習の一環です。
手に持っているのは大きなビニール袋。
袋の口を開き、二人で持って走ると
袋が大きく膨らみます。
「いっぱい、風をあつめよう!」
みんな、楽しそうに走り回っています。
「早く走れば、風が集められるかな‥」
「袋が風でいっぱいになると、重くなるよ」
このような遊びの経験が、低学年では大切です。
特別な遊び道具は必要ありません。
ただのビニール袋、というシンプルなものほど
工夫して遊ぶことができるのです。
たとえば、こんなふうに。
風でパンパンに膨らんだ袋を
誇らしげに見せてくれましたよ。
あ!
うっかり、袋から手をはなすと‥
あ~、袋が空に舞い上がって‥
あらら、木にひっかかった!
「風の力って、すごいねぇ、
あんなところまで持っていっちゃった!」
風の力を目の当たりにしましたね。
とてもいい経験、これも大切な勉強です。
さぁ、この袋をどうやって取る?
一人の女の子が、となりの「うんてい」に
登りはじめましたが‥、とどきません。
そんなとき、やさしい風が吹いて
ビニール袋を落としてくれました。
「風とあそぼう」という学習ですが、
風にあそばれた‥という感じですね(笑)。
楽しい授業でした。