心まにまに
2022/05/31
「水無月」って…
明日から6月、「水無月」ですね。
梅雨に入る頃で
水には不自由しない月なのに、
どうして「水が無い月」なのでしょう。
それには、いろいろな説があるようです。
例えば…
新暦では7月頃にあたるため「水無し月」、
水で悩む月なので「水悩み月」、
農家が田んぼの仕事をやり終える月なので
「皆尽きた月」、
雷がよく鳴る月なので「かみなり月」…。
国語学者の金田一秀穂さんによれば、
本当の語源は「水な月」。
昔の「な」は、今の「の」の意味で、
「水の月」が正しい説だということです。
この水は梅雨とは関係なく、
「田んぼに水を入れる月」という意味。
「水無月」は、当て字にすぎないようですよ。