心まにまに
2022/06/21
ミクロの世界
4時間目の理科室を覗くと、
6年虹組の子どもたちが顕微鏡を使って
「ツユクサの気孔」を観察していました。
その姿に、小学生の頃の理科の学習で
顕微鏡を扱ったことを思い出しました。
運ぶ時は片手でアームを握り
もう一方の手で下から支えて…、
接眼レンズをはめてから対物レンズをつけて…、
プレパラートを置いたら
対物レンズをゆっくりと下ろして…、
そんなことを習った覚えがあります。
「先生、すごくはっきりと見えますよ!」
と、6年生が声をかけてくれました。
顕微鏡を覗かせてもらうと…、
おお!
気孔と、その周りの細胞を確認できました。
ほんの小さなツユクサの断片の中に
無数の細胞が存在する…、
まさに、ミクロの神秘ですね。
初めて顕微鏡を覗いたときの感動が
蘇った気がしました。
このような理屈抜きの感動が、
理科の学習では大切なのです。