心まにまに

ミクロの世界

4時間目の理科室を覗くと、

6年虹組の子どもたちが顕微鏡を使って

「ツユクサの気孔」を観察していました。

その姿に、小学生の頃の理科の学習で

顕微鏡を扱ったことを思い出しました。

 

運ぶ時は片手でアームを握り

もう一方の手で下から支えて…、

接眼レンズをはめてから対物レンズをつけて…、

プレパラートを置いたら

対物レンズをゆっくりと下ろして…、

そんなことを習った覚えがあります。

 

 

「先生、すごくはっきりと見えますよ!」

と、6年生が声をかけてくれました。

顕微鏡を覗かせてもらうと…、

 

 

おお! 

気孔と、その周りの細胞を確認できました。

 

ほんの小さなツユクサの断片の中に

無数の細胞が存在する…、

まさに、ミクロの神秘ですね。

初めて顕微鏡を覗いたときの感動が

蘇った気がしました。

 

このような理屈抜きの感動が、

理科の学習では大切なのです。