心まにまに
2022/07/13
ドローン、発見!
2013年に公開された
トム・クルーズ主演のSF映画で、
初めて『ドローン』という言葉を知りました。
映画の中のドローンは兵器として使われ、
とても恐ろしい印象を与えるものでした。
ロシアとウクライナの戦いの中でも、
ドローンが兵器として使われていますよね。
そもそも、「ドローン」というのは
英語で「オスの蜂」という意味です。
飛行時の音が蜂の羽音に似ているから、
そう呼ばれるそうです。
早朝のベル広場でドローンを見つけました。
一匹のドローンが飛んでいるのですが…、
あまりにも小さいので見えないでしょう。
拡大しましょう。
体長2㎝ほどの虫、正体はクマバチ。
ナンキンハゼの木の上で
ホバリング(空中静止)をしています。
時々、体の向きを右に、左に回転させます。
ここを自分のテリトリーにしているようで、
スズメやツバメなどの鳥が飛んでくると、
全速力で追いかけ、遠くに追い払います。
意外と飛ぶのが速いことに驚きます。
追い払ったら、すぐに元の場所に戻り、
また、ホバリングを始めます。
このナンキンハゼに咲いている花が、
クマバチの大好物のようです。
それを守っているのですね。
このドローン、
蜂なので「こわい」という子もいますが、
いいえ、クマバチは滅多に人を攻撃しません。
たとえ、攻撃したとしても、
テリトリーに入ってきたものを追い払うだけ。
そこが、人の作ったドローンとは
大きく違うところなのです。