心まにまに

ドローン、発見!

2013年に公開された

トム・クルーズ主演のSF映画で、

初めて『ドローン』という言葉を知りました。

 

映画の中のドローンは兵器として使われ、

とても恐ろしい印象を与えるものでした。

ロシアとウクライナの戦いの中でも、

ドローンが兵器として使われていますよね。

 

そもそも、「ドローン」というのは

英語で「オスの蜂」という意味です。

飛行時の音が蜂の羽音に似ているから、

そう呼ばれるそうです。

 

早朝のベル広場でドローンを見つけました。

一匹のドローンが飛んでいるのですが…、

あまりにも小さいので見えないでしょう。

拡大しましょう。

 

体長2㎝ほどの虫、正体はクマバチ。

ナンキンハゼの木の上で

ホバリング(空中静止)をしています。

時々、体の向きを右に、左に回転させます。

 

ここを自分のテリトリーにしているようで、

スズメやツバメなどの鳥が飛んでくると、

全速力で追いかけ、遠くに追い払います。

意外と飛ぶのが速いことに驚きます。

 

追い払ったら、すぐに元の場所に戻り、

また、ホバリングを始めます。

 

このナンキンハゼに咲いている花が、

クマバチの大好物のようです。

それを守っているのですね。

 

このドローン、

蜂なので「こわい」という子もいますが、

いいえ、クマバチは滅多に人を攻撃しません。

たとえ、攻撃したとしても、

テリトリーに入ってきたものを追い払うだけ。

 

そこが、人の作ったドローンとは

大きく違うところなのです。