心まにまに

教師として

学校でお預かりする子どもたちを

学校と家庭で見守り、

育ててゆくために、

教師と保護者の方が

同じ気持ちで、同じように

子どもに接することが大切です。

私たちは保護者の皆様に

子育てにおける様々な場面の

アドバイスをしますが、

自分自身に向けても

そのアドバイスについて

振り返る必要があります。

 

 

「頭ごなしに叱る前に、

 お子さんの話をきちんと

 聞いてあげてください。」

とアドバイスする自分が、

その子の話を親身になって

聞いてあげられているのか。

 

「お母さん、

 お子さんの良いところを

 もっと認めてあげてください。」

と言う自分が、

どれぐらい子どもの

良いところを知っているのか。

また、それを認めるような

声かけをしているのか。

 

「お子さんには笑顔で

 接してあげてくださいね。」

とお願いする自分が、

その子に笑顔で接する心の余裕を

持っているのか。

 

自分ができていないことを

保護者に求めていないか…。

 

子どものお手本であることはもちろん、

保護者のお手本であることも

教師としての資質の一つであると

私は思います。