心まにまに

空に浮かぶは…

正体不明の「気球」が

いろんな国で目撃されています

だれが、なんの目的で

飛ばしているのか…。

なんだか分からないのものが

空に浮かんでいるなんて、

不気味です。

 

気球のニュースを見ていたら、

子どもの頃によく見た

飛行船を思い出しました。

その飛行船は、

船体に家電メーカーの名前が

書かれているものでした。

企業広告の手段の一つです

 

音を立てずに、ゆっくりと

滑るように飛ぶ飛行船。

いや、飛ぶというよりも、

漂うという言葉が似合います。

巨大なそれは、

空に浮かぶクジラのようで、

なんともカッコよかったものです。

 

アドバルーンもありましたね。

デパートがセールのときに

必ず屋上にあげていました。

大きなバルーンが風に揺れる姿に、

「飛んでいったりしないかな?」

と不安になったものです。

 

小型飛行機が

上空を旋回する姿も見かけました。

スーパーの安売りの宣伝を

大音量で流しながら。

しばらく旋回したら

飛行機は隣の町の上空に移動して、

同じように大音量で…。

 

昔の空は

正体がはっきりしているもので

賑やかでした。

 

ん?

でも、今の子どもたちには、

飛行船も、アドバルーンも、

小型飛行機の大音量広告も、

その様子が想像できない

『正体不明』

に、なっちゃうのかな?