心まにまに
2023/06/14
鳴き声すれども、姿は見えず
「校内にキツツキがいますね。」
と、報告を受けました。
「どこにですか?」
「正門付近の桜をコンコン叩いて…、
下に木屑が落ちてるんです。」
見に行きましたが、そのときは
木屑は確認できませんでした。
正門の警備員の方に尋ねると
「あ~、いますね、そんな鳥が。
なんていう鳥だったか…、
ケラかな?」
たしか、コゲラという鳥が
いたような…。
鳥にくわしい先生に尋ねると、
「コゲラ、いますよ、
あっちにも、こっちにも。
『ギィー!』って鳴く鳥です。」
あぁ!
その鳴き声なら校内でよく聞く!
そうか、あれがコゲラの鳴き声かぁ。
…人に尋ねていると、
いろいろと勉強になりますね。
でも、コゲラの姿を
見たことがありません。
ちなみに、こんな鳥のようです。
コゲラはキツツキの仲間です。
キツツキは
木の中の「虫ケラ」をつつくから、
「ケラツツキ」と呼ばれていました。
それが「ケラ」や「キツツキ」に
変化したようです。
中でも日本で一番小さなケラが
「コ(小)ゲラ」。
今度から、意識して探してみます。