心まにまに

久しぶりに、生活科

久しぶりに教壇に立ちました!

1年生の生活科の授業で

単元は『せいけつなからだ』です。

 

前の授業では、担任と

○たべたあとは、はをみがく

○あせをかいたら、ふく

○つめがのびたらきる

などの体を清潔に保つポイントを

学習したようです。

今日の内容は

「おふろのはいりかた」。

 

さて、教室に入り、挨拶をして、

さぁ、授業開始!というところで

子どもたちから

「じこしょうかい、して~!」

という予想外の展開。

はい、はい…と黒板に名前を書き、

「かみよしきよしです、

 よろしくね!」

と言うと、

「なんさいですかぁ!?」。

 

子どもって、

かならず歳を尋ねますよね。

 

「先生は、何年も前から

 歳を数えていないので…、

 分かりませ~ん!」

「うそだぁ~!」

「じゃあ、何歳だと思う?」

はい、はい!と手が挙がり、

最高齢は77さいまで出ましたが、

みごと正解が出たところで

「はーい、じゃあ、お勉強!」

…自己紹介だけで

1時間が終わりそうでした。

 

「おふろのはいりかた」は、

ご家庭によって様々だと思います。

体を洗うときにタオルを使わず、

手で洗うご家庭もあるでしょう。

湯船にはお湯を溜めず、

シャワーだけのご家庭もあるでしょう。

共通して言えることは、

「男の子も女の子も、手、足、

 顔、性器、肛門をあらって…」

という、体を洗う順番。

 

「どうして、手から洗うの?」

と尋ねると、

「手はいろいろなものをさわって

 きたないから」

「手は体をあらうのにつかうし、

 手がきたなかったら

 体もきれいにならないから」

「手は、あせをかいたりしてるし…」

と、自分なりの考えを、自分の言葉で

発表する1年生の様子に感心しました。

なるほど、どれも正しいですね。

 

そのあと、

「おしっこやうんちが出るところを

 洗った手やタオルで、顔を洗うと…」

と言うと、

「あ…」

という反応が返ってきました。

生き生きと発言するときの表情も

良いものですが、

このような、何かに気づいたときの

子どもの表情も良いものです。

 

久しぶりの教壇から、

私自身の気づきもたくさんありました。