心まにまに

たわいない話

授業中が学校生活の

「ON」の時間だとすると、

休み時間などの授業中以外は

「OFF」の時間でしょうか。

 

OFFの時間には、

OFFの時間にしか出来ない会話が

子どもどうしの間で、また、

子どもと先生の間で交わされます。

いわゆる「たわいない会話」です。

 

教頭という立場になり

教室で授業をすることが減ると、

学校での子どもとの会話は

たわいない話ばかりになります。

 

それはそれで楽しいのだけれど、

「先生と呼ばれる者として

 それでいいのか!?」

という気持ちが、無くもないのです。

不安にもなりますが、

でも、たわいない話をすることで

子どもがホッとしたり、

ニコニコしてくれるのであれば、

それはそれで意味があるのだと

自分に言い聞かせています。

 

ということで、休み時間は

いろいろな学年の廊下を歩き、

その時々に出会う子どもと

たわいない話をしています。

 

ちなみに、

「たわいない」を辞書で調べると、

次のような意味が出てきました。

 

1 正体がない。

 また、しまりがない。

2 しっかりした考えがない。 

 また、幼くて思慮分別がない。

3 手ごたえや張り合いがない。

 

う~ん、

やっぱり、不安になってきました…。