心まにまに

「いのちづな」って…

「明日、命綱を持参するよう…

 学校で巻く練習をします。」

 

5年生の学級だよりに

そう書いてありました。

これが、命綱です。

 

 

長さ2~3m、幅10㎝ほどの、

さらしの布に、

油性マジックで記名してあります。

 

臨海学舎で海に入るときは、

必ず。命綱を腰に巻くのです。

…と、

このような中途半端な説明だと、

保護者の皆様、

こんな姿を想像しませんか。

 

命綱の端を教員が持って…、

これだと「長良川の鵜飼い」。

 

ではなくて、

命綱は腰に二重、三重に巻きつけ、

最後は固く結ぶだけです。

 

水泳練習中に

児童に異変が見えたときは、

近くを泳ぐ教員が

命綱を背中側から持ち、

児童の負担を減らして様子を見ます。

ボートに上げる状況となれば、

操船する教員が

ボートの縁に手をかけた児童の

背中側から命綱を持って引き上げます。

 

実際、命綱を活用する機会は

多くはありません

しかし、いざというときは

まさに、命を守るもの。

そのために正しい結び方を

教室で指導するのです。

真剣に習ってほしいと思います。

 

いよいよ来週の水曜日、

臨海学舎に出発します。