心まにまに
2023/07/13
「いのちづな」って…
「明日、命綱を持参するよう…。
学校で巻く練習をします。」
5年生の学級だよりに
そう書いてありました。
これが、命綱です。
長さ2~3m、幅10㎝ほどの、
さらしの布に、
油性マジックで記名してあります。
臨海学舎で海に入るときは、
必ず。命綱を腰に巻くのです。
…と、
このような中途半端な説明だと、
保護者の皆様、
こんな姿を想像しませんか。
命綱の端を教員が持って…、
これだと「長良川の鵜飼い」。
ではなくて、
命綱は腰に二重、三重に巻きつけ、
最後は固く結ぶだけです。
水泳練習中に
児童に異変が見えたときは、
近くを泳ぐ教員が
命綱を背中側から持ち、
児童の負担を減らして様子を見ます。
ボートに上げる状況となれば、
操船する教員が
ボートの縁に手をかけた児童の
背中側から命綱を持って引き上げます。
実際、命綱を活用する機会は
多くはありません。
しかし、いざというときは
まさに、命を守るもの。
そのために正しい結び方を
教室で指導するのです。
真剣に習ってほしいと思います。
いよいよ来週の水曜日、
臨海学舎に出発します。