心まにまに

拾ってきたよ!

低学年の子どもが

「先生、こんなのが落ちてました。」

と、拾いものをして

届けてくれることがあります。

スモックのボタン、

剥がれたシール、

購買部で買うもののメモ…

と、いろいろありますが、

なかには、とても小さなものを

見つける子もいます。

 

先日は、1年生が

ダンゴムシの赤ちゃんを見つけて

得意そうに見せてくれました。

白くて、1㎜ほどの大きさです。

こんな小さな生き物を、

よく見つけるものだと感心します。

 

小さな子どもは、

地面と目の距離が近いから

よく気づくのでしょうか?

 

さて、そろそろ

「こんなの拾ったよ~!」

の季節です。

拾ってくるのは、

 

 

まずは、赤く色づいた葉です。

専用通路の桜の紅葉が始まりました

紅色があざやかで

虫食いの跡がないものは、

子どもたちにとって宝物です。

 

 

ベル広場のメタセコイヤの葉。

今は緑色ですが、

気温がさがるのに合わせて金色になり、

その葉を落とします。

この葉をたくさん集めると、

フカフカのクッションになります。

 

 

また、メタセコイヤは

独特の形の実を落とします。

「三つ集めるとね、

 ミッキーマウスの顔ができるよ」

と1年生に話すと、

「どうやって作るの~?」

と尋ねてきます。

 

子どもたちにとって、

秋は拾いものの季節です。