心まにまに

アイデンティティーとは?

アイデンティティーという言葉。

辞書を引くと、その意味として

「他者とは違う独自の性質」

「自分が他者とは違うもの

 と考える明確な意識」

と紹介されています。

 

アイデンティティーの確立には、

自分を客観的に見る力が必要。

少なくとも、

子どもがアイデンティティーを

確立させるのは難しいですね。


では、子どもたちは

何をもって自分を認識するか…、

それは、「人からの言葉」です。

 

例えば、人から言われる

「ダメだなぁ」

という短い言葉。

 

アイデンティティーが

確立された大人であれば、

「ダメだなぁ」

に対して

「いいじゃないか、

 それが私のやり方なんだ」

と返すことができます。

 

でも、アイデンティティーが

育っていない子どもは、

「ダメだなぁ」

と言われると、

(自分はダメな人なんだ…)

と、素直に思い込んでしまいます。

 

だから、子どもに掛ける言葉や

その言い方には、くれぐれも

気をつけなければいけないのです。