心まにまに
2024/10/08
『孝』という字
10月1日は、
本校の創立記念日、
そして、親孝行の日でした。
学園の子どもたちは
あらためて、おうちの方に
感謝の気持ちを表したようで、
保護者の方の反応を学級通信の中で
うかがい知ることができました。
「子にすることを親にせよ」
ということわざがあります。
我が子に接するのと同じように
我が親にも愛情深く接しなさい、
という意味です。
でも、実家に一人で住む私の父は、
子の私からよりも、
孫からの孝行が嬉しいようですね。
…と、そんな言い訳をして、
親孝行を我が子に任せている
親不孝な私です。
孝行の『孝』の字、
最初の4画は『老』を省略したもの。
その下に『子』と書いて『孝』。
つまり、『孝』という字は
老いた親を子どもが背負っている姿を
表していると言います。
年齢のわりには元気な私の父ですが、
親孝行の日をきっかけに、
「子にすることを親にせよ」
を意識しようと思いました。