心まにまに

『孝』という字

10月1日は、

本校の創立記念日、

そして、親孝行の日でした。

 

学園の子どもたちは

あらためて、おうちの方に

感謝の気持ちを表したようで、

保護者の方の反応を学級通信の中で

うかがい知ることができました。

 

「子にすることを親にせよ」

ということわざがあります。

我が子に接するのと同じように

我が親にも愛情深く接しなさい、

という意味です。

でも、実家に一人で住む私の父は、

子の私からよりも、

孫からの孝行が嬉しいようですね。

…と、そんな言い訳をして、

親孝行を我が子に任せている

親不孝な私です。

 

孝行の『孝』の字、

最初の4画は『老』を省略したもの。

その下に『子』と書いて『孝』。

つまり、『孝』という字は

老いた親を子どもが背負っている姿を

表していると言います。

 

年齢のわりには元気な私の父ですが、

親孝行の日をきっかけに、

「子にすることを親にせよ」

を意識しようと思いました。