京都府亀岡市の市営コスモス園の
昨日の様子です。


花の最盛期は過ぎましたが、
まだまだ人の目を
楽しませてくれています。
亀岡市といえばお米の産地。
この時期は刈り取リが済んだ田が
ほとんどですが、
刈り取った稲株から、さらに
緑の芽が伸びている様子がられます。
この芽を「ひこばえ」と言います。
ひこばえを育てると、米が実ります。
「二期作」という言葉がありますが、
ひこばえを育てて収穫することを
「再生二期作」と言います。
再生二期作のメリットは、
二回目の田植えの手間が省けること。
この再生二期作が可能になったのは、
気温の上昇が影響しています。
稲はもともと熱帯起源だからです。
大阪公立大学の研究によると、
一度目よりも二度目の収穫は
量は減るものの、
米粒の品質は良いという結果が
出ているようです。
(以上、太字部分は10月27日付
読売新聞『探Q未来ファーム』
を参考にしました。)
3年生が手植えした『ひばり米』は、
約17㎏の玄米になりました。
この再生二期作を取り入れれば
30㎏ほどの収穫があるかも…。
そうなれば、一人2個、
いや、3個のおにぎりが食べられる?
…「捕らぬ狸の皮算用」ですね。
