心まにまに
2024/10/28
穫らぬ お米の…
京都府亀岡市の市営コスモス園の
昨日の様子です。
花の最盛期は過ぎましたが、
まだまだ人の目を
楽しませてくれています。
亀岡市といえばお米の産地。
この時期は刈り取リが済んだ田が
ほとんどですが、
刈り取った稲株から、さらに
緑の芽が伸びている様子がられます。
この芽を「ひこばえ」と言います。
ひこばえを育てると、米が実ります。
「二期作」という言葉がありますが、
ひこばえを育てて収穫することを
「再生二期作」と言います。
再生二期作のメリットは、
二回目の田植えの手間が省けること。
この再生二期作が可能になったのは、
気温の上昇が影響しています。
稲はもともと熱帯起源だからです。
大阪公立大学の研究によると、
一度目よりも二度目の収穫は
量は減るものの、
米粒の品質は良いという結果が
出ているようです。
(以上、太字部分は10月27日付
読売新聞『探Q未来ファーム』
を参考にしました。)
3年生が手植えした『ひばり米』は、
約17㎏の玄米になりました。
この再生二期作を取り入れれば
30㎏ほどの収穫があるかも…。
そうなれば、一人2個、
いや、3個のおにぎりが食べられる?
…「捕らぬ狸の皮算用」ですね。