心まにまに
2024/12/02
これぞ、低学年!
ベル広場で1年生に
「マツボックリって、
どこにありますかぁ?」
と、尋ねられました。
マツボックリは…、
正門を入ったところの
松の木の下に転がってるかな?
そう伝えると、
「そこは、もうないんだよなぁ」
「○組が全部もっていっちゃって」
と、こまり顔。
「ベル広場の松の木の下に
落ちてないかな?」
1年生と一緒に見に行きましたが
松の木の下にマツボックリは
一つも落ちていませんでした。
ただ、見上げると
枝にはたくさんの
マツボックリがついいます。
「これは、落ちてきそうにないよ」
「え~、取れないの?」
「先生、だっこしてよ。
とどくかもしれないから…」
いや、ぜったい無理です…。
だって、3、4メートルほどの
高いところだから。
「先生、だっこしてよ」
「だっこして~!」
「だっこ、だっこ~!」
だから、無理、無理!
というか、今、欲しいのは
マツボックリじゃなくて、
だっこになってるし。
そのうち、子どもたちは
「マツボックリ、おちてこ~い!
マツボックリ、おちてこ~い!」
と、歌いはじめました。
その姿…どこかで見たと思ったら、
『モチモチの木』の豆太の
「やい、木ぃ、モチモチの木ぃ、
実ぃ落とせぇ」
でした。
「おちてこ~い」で落ちてきたら、
苦労は要らないのですが…
本当にマツボックリが一つ、
落ちてきたのにはビックリ。
別の時間、
2年生の英語の授業にお邪魔すると、
子どもたちはクロスワードパズルに
取り組んでいました。
英語で書かれたヒントから
生き物を答えるようです。
「先生、これ、わからない…」
と、ある子が言うので、
ヒントを日本語に訳して伝えました。
こんな問題でした。
「とても人間になついています。
とてもかしこい動物です。
高くジャンプするのが上手です。」
その子は
「う~ん、わからない」
「じゃあ、もっとヒントね。
それは海にいます。
上手な芸を見せてくれます。」
と言うと、
「あっ、わかった!…トビウオ!」
笑っちゃいけないけど、
予想外の答えに吹き出しました、
…答えは、イルカです。
低学年の子たちの行動や発言に、
日々、楽しませてもらっています。