心まにまに
2025/02/14

いい先生って?
『いい先生』って、
どんな先生のことでしょうか?
指導熱心な先生、
知識が豊富な先生、
子どものことを考える先生、
保護者受けの良い先生…、
いろいろな観点がありますが、
私は、いい先生とは
「子どもと一緒に遊ぶ先生」
だと思います。
一緒に遊ぶ中で、子どもが
「やっぱり先生には敵わない」
と思ったり、
「自分のほうが先生より上だ!」
と自信を持ったりと、
対等な関係が築くことができれば
最高だと思います。
休み時間の先生は、
子どもの『遊び仲間』の一人、
授業中の先生は『教師』、
その切り替えができれば、
これまた最高です。
指導熱心でも、知識が豊富でも、
子どものことを考えていても、
子ども自身が先生を
遊び仲間として認めていなければ、
常に先生の『上から目線』を感じて
自由に発言することはできません。
以前にもお話したかもしれませんが、
私は担任をしていた1年生に
「先生って、おとな?」
と真剣に尋ねられたことがあります。
どうして? と尋ねて、
「大人だったらさぁ、
会社でお仕事しないといけないよ。
みんなと遊んでていいの?」
と言われたときは
吹き出しそうになりましたが、
あとで考えれば
それで良かったのだと思います。
先生にとって、子どもと遊ぶことは
教えることよりも大切。
休み時間には子どもと対等の関係を
積極的に築く、それが大切。