心まにまに

チューリップを見て思うこと

学校の正門から

エントランスに続く場所に、

2年生が植えた

チューリップが並んでいます。

 

始業式、入学式では

きれいな花を咲かせて、

みんなを迎えてくれました。

 

そんなチューリップの中には

花びらが散ってしまったものが

少なくありません。

 

でも、

こんなチューリップもあります。

 

つぼみを膨らませて、

咲かせようとしています。

何色の花がさくのかな。

 

みんなと同じに時期に

花を咲かせるチューリップもあれば、

ゆっくりと時間をかけて

しっかりと養分をつぼみに運び、

少し遅れてではあるけれど、

立派な花を咲かせようとする

チューリップもあるのです。

 

このチューリップを見て、

子どもの成長を思いました。

 

子どもは、

その子のタイミングで成長します。

人と比べることは、

その子にとっても、

保護者のみなさんにとっても、

良いことはありません。

 

すぐには理解できなくても、

また、すぐには出来なくても、

お子さまが少しずつ

養分を蓄えている様子を認めて

応援してあげてください。

その分、お子さまが理解できたとき、

出来るようになったときの感動は、

大きいでしょう。

 

つぼみのチューリップの

写真を撮ったのは、

先週の土曜日のこと。

今朝、様子をみると…

 

 

ほら、黄色に色づきました!

これから花を開かせるのです。

ゆっくりと、しっかりと。