心まにまに

共感してもらうと…

わが子がいけないことをしたとき、

それがどうしていけないのかを

とくとくと説明し、

「だから、やめなさいよ」

で締めくくる…、

 

でも、子どもは、

それがどうしていけないのかを

よく分かっていることが多い。

 

大切なのは、

では、どうしていけないことを

してしまったのかを

子どもに尋ねること。

 

「どうして、〇〇ちゃんに

 『バカ』って言ったの?」

「だってさぁ、〇〇ちゃんが…」

そうやって話し始めることに

「それがイヤだったんだね」

と共感しながら聴くこと。

 

最後に、

「じゃあ、どうすれば

 ケンカにならなかったかな?」

と、一緒に考えること。

 

お母さんは自分の話に共感して

聴いてくれる…と思うだけで、

子どもは素直になるもの。

 

たしかに、そうですね。

大人だって、自分の話を

ろくに聴いてもらえず、ただ、

「ダメだなぁ、きみは…」

なんて言われたら、その人には

話したくなくなります。

 

このような日々の子育てのヒントを、

この土曜日、全校参観のあとに

親野智可等氏にご講演いただきます。

どうぞ、お誘い合わせの上、

学園講堂にお集まりくださいね。