ひばりっこブログ

スキー学校に来ました(4年生)

スキー学校に来ました(4年生)

いってきます!

本日から4年生はスキー学校に出発しました。コロナ禍の中実施が危ぶまれましたが、感染対策に万全を期しての実施です。

集合時間はいつもよりもかなり早いのですが、続々と集合してきます。みんな元気一杯です。

バスの中ではDVDを視聴し、とにかく静かに過ごすことが大切。静まり返った車内にDVDの音声が流れています。

篠山市を通過したあたりから高速道路の車窓から雪景色が見られるようになりました。

高速道路を下りてドライブインでの休憩(道の駅ようか但馬蔵)。ここまで来ると駐車場のあちこちに雪の塊りが見られます。

鉢伏高原に向かう山道に入りました。このあたりになると、もう周りは真っ白です。

到着!

スキー場の駐車場に到着。かねいちやまで徒歩で向かいます。大した距離ではないのですが、雪道を歩くとなるとけっこう大変です。しかし、みんな興奮気味。元気です。

宿舎のかねいちやに到着しました。

かねいちやは本校に劣らない大きな体育館があります。そこでみんな昼食をとり、しばらく時間をおいてからいよいよスキー講習の始まりです。インストラクターの先生の紹介があり、「よろしくお願いします」。ヘルメットやゴーグル、スキー靴を借りて練習班ごとに移動。

講習開始!

いよいよ講習開始です。初級班では、板の装着やストックの持ち方などを基礎から丁寧に教わります。しかし、下の7枚の写真の最後の方をご覧下さい。両足に板を装着して、早くも滑り始めています。この間わずか20分ほど。例年の2泊3日のときはこのような早いペースで講習は進みません。少しでも例年に近いレベルのことを身に付けてもらおうというインストラクターの先生の配慮です。

普通、初級者にあまり速いペースで講習を進めると、思い通りにならないスキー板や、すぐ転んで起きられない、止まれないからこわい、などの理由から嫌がる児童も出かねないのですが、それがないのです。それどころか同じ練習ばかりだから、もっと次のことを教えてよ、という児童もいるほどでした。

さすがにリフトに乗って高い所まではまだ行けません。緩やかな斜面にはベルトコンベアー式のリフトがあり、それを使って登っては滑り降り、またリフトに乗って…を繰り返しました。

このあたりから教わってもいないのに、ハの字で曲がる児童も現れ始めます。子供の習得の速さにはいつもながら驚かされます。

しばしの休憩。

予定よりも早く到着できたので、講習の時間はたっぷりと取れました。明日初級班はいよいよリフトに挑戦です。

ブログのためだけにあちこちを撮影して回るわけにもいかず、いきなりリフトに乗って高い所から滑り降りてくる上級班の画像はアップできませんでした。ご了承ください。

天候はほどよい感じで曇りが続き、吹雪いて寒いとか、日差しが強くてまぶしいということはほとんどありませんでした。スキー練習にはうってつけの条件だったと思います。

そんな中、講習の終わりごろ、わずかに晴れたときに撮影した鉢伏山です。

宿舎内!

講習が終わり、宿舎内の様子です。すぐに入浴ですが、もちろん画像はアップできません。そもそも撮影していません。

その中で一枚だけ浴室を撮影しました。児童が入浴する前の浴室です。きれいに洗面器などが並べられています。

なんの変哲もないこの画像をわざわざアップしたのには理由があります。実は児童が入浴を終えたときもこれとまったく同じようにきちんと並べられていたのです。つまり、使い終わったらきちんと片付けるということをどのクラスもしたので、結果として最初と変わらないよく片付いた状態で入浴を終えたわけです。感心しました。

食事!

本当はあまりアップをしたくなかった画像です。ふつうは向かい合って賑やかに食事をするのですが、全員同じ方向を向いて、しかも全くの無言での食事でした。感染対策としてこのような形をとったのです。児童が偉いのは、その意をくみ取って本当に全くの無言だったこと。迷いましたが、ご紹介させていただきました。

就寝!

児童は、今深い眠りに落ちています。9時消灯というのが普段の生活とくらべて早いために、なかなか眠ることができず、注意を受ける部屋もあるのですが、そのようなこともなくよく眠っています。体調を崩して保健室で過ごす児童もなく、みんな元気です。1泊2日に凝縮されたスキー学校。明日の講習も実りのあるものになるに違いないと確信させる1日目でした。

最後に

スキー場は深夜にもかかわらずゲレンデを何かが走り回っています(写真中央)。これは圧雪車です。ブルドーザーのようにキャタピラでぐいぐい急な斜面も登っていきます。明日の講習のために雪を踏み固めて、でこぼこをなくして滑りやすくしているわけです。ほとんど一晩中走り回るそうです。今日のように天候が安定して新雪が積もったわけでもないのにゲレンデに危険なところはないか、という点検も兼ねて動き回っています。宿泊所のみならず、スキー場あげて講習の成功を後押しして下さっています。