ひばりっこブログ

模擬授業(6年生)

コロナのために,校内の授業研修会はオンライン中心で行われていました。

しかし,状況が少し緩和したので,教員が教室内に入って授業を見るという本来のスタイルに戻りつつあります。

 

本校では,研修授業を行う前に「模擬授業」というのを実施します。

これは,教員が児童役になって授業を受け,その上で授業について意見や感想を言うというものです。

授業者はその意見を参考に,授業の練り直しをします。

6年生の国語の模擬授業の様子です。

研究目標である「論理的思考力の育成」のために,リーディングスキルを磨く授業に挑戦しました。

教員も児童役なので,指名されて答えたり,挙手したり,敢えて先生に質問したりします。

課題はタブレットを使って配付する方法にしたのですが,その画面上にメモ欄が欲しいという意見や,設問の不備などを指摘してもらって,指導方法に手を加えます。

1週間後,模擬授業に参加した教員が,今度は子どもたち向けの授業を参観し,事後研修会で意見を述べ合います。

こうして,授業者の一人よがりになりがちなところを改善していくシステムで,本校の授業研究活動は進められています。