ひばりっこブログ

グリコと集団疎開(6年生)

6年生では、社会の授業で歴史を学んでいます。

とうとう第二次世界大戦を学習しました。

 

6年生の半分のクラスの社会を受け持つ松田先生が、戦時中の様子を全クラスに教えたいと、あと半分のクラスを集めて授業してくれました。

グリコのキャラメルのおまけが大正時代から続いていて、戦時中のおまけが軍事色に染まったこと、材質が金属ではなくなったことからその当時の「子どもに対する軍国教育」の様子をひもといていました。

 

 

元校長である町田先生が疎開していたときに書いた手紙から、疎開の様子を読み取り、大人の都合で始まった戦争で、子どもたちに犠牲を強いていたことなどを学びました。

 

新文化館「みちしるべ」のホールを使い、2クラス同時に聞きましたが、自分たちに近しい「戦時中の子ども」の話だったからか、みんな真剣に聞いていました。

 

戦争を直に知っている人が少なくなってきている今、教員も「どう戦争の悲惨さを伝えていくか」を考えないといけないと改めて思いました。