ひばりっこブログ

正木明さんの出張授業「地球ラボ」(3年生)

朝日放送の天気予報士である正木明さんが来て下さいました。

朝の情報番組「おはよう朝日です」で正木さんの天気予報を聞いたことがある子どもたちがたくさんおり、みんなこの日を楽しみに待っていました。

正木さんから子どもたちへの最初の質問。それは「今、時間を忘れてしまうほど夢中になっていることはありますか?」でした。

今は天気予報士・防災士の正木さんですが、大学生の頃、時間を忘れてしまうほど夢中になる趣味があったそうです。その趣味がサーフィン。大好きなサーフィンをするためには、良い波。すなわち良い風が必要である。その風が起こるのを予測したい。という思いから天気予報士を志したそうです。何か夢中になることがある、と言うことは、新たな一歩を踏み出すきっかけにもなりうることを、経験を元に教えて下さりました。

そして、本題の“地球温暖化について”では、本当にたくさんのことを教わりました。

正木さんが天気予報士になられたのは、今から32年前。その頃は今とは天気が違い、気温が35度を超える日はなかったため、「猛暑日」という言葉は存在しなかったそうです。“地球”という場所は変わっていないのに、新しい言葉が生まれるほど、環境が変わっていることに驚きました。

そして、今の生活を続けていると、2100年の地球は、人間にとって暮らしにくい場所になるということをお聞きしました。人間が暮らしやすいようにどんどん開発が進められている地球が、人間にとって暮らしにくい場所になるとは、複雑です。

その頃の地球が今より素敵な環境でありますように。

そのためにも、 今自分に出来ること(ごみの分別や地産地消、電力の見直しなど)に積極的に取り組んでいきたいと思います。

 

授業の最後には、子どもたちの質問に答えて頂きました。「空気はなぜ持てないの?」や「地球はなくなってしまうの?」、「新型コロナウイルスは地球温暖化に関係しているの?」など、たった1時間でしたが、みんな地球や環境への関心が深まったのがよくわかりました。

 

正木さん、貴重なお話をありがとうございました。