ひばりっこブログ

「はかる」「測る」「量る」・・・(3年生)

 3年生の算数では「長さ」の単元を学習しています。導入として、長さを調べる道具には「ものさし」と「まきじゃく」があり、それぞれによいところがあるということに気づかせます。「ものさし」はきっちりと直線の長さをはかることができるが、長いものさしだと、持ち運びに不便である。「まきじゃく」は長いものやまるいものをはかることができる上に、コンパクトであるということで、まきじゃくに興味津々です。「では、みんなで測りたいものを決めよう」となり、予想を立てさせてから、2人で1つのまきじゃくを持ち出して、すきな場所へ長さを測りに行きました。プレイスペースや黒板の端から端までの長さ、クスノキの幹のまわりの長さなど、校内のいろいろな場所の長さを楽しそうに測定していました。

高さや長さは、巻き尺をピンと張って0を合わせてめもりをよみます。

「まきじゃく」ならば、まわりの長さを測ることもできます。

 

2年生での「長さ」「時間」の学習をもとに、「1km」「1秒」の単位まで世界を広げます。そして初めて登場する「重さ」の単元でいろいろな重さを「量り」ます。量測定の内容は、この後4年生での「面積」、5年生での「体積」、6年生での「速さ」と発展していきます。しかも、面積は「長さ」を、体積は「長さ、かさ、面積」を、速さは「長さ、時間」を組み合わせてできあがっていきます。算数はスパイラル!既習内容をしっかりと定着させて、算数の学力向上につなげてもらいたいものです。