ひばりっこブログ

修学旅行の事前学習(5年生)

本校始まって以来の,長崎への修学旅行に向けて5年生が事前学習をしています。

まずは訪問地・長崎についての学年一斉授業です。

先々週,北井先生の長崎の原爆についての授業がありました。原爆の学習は単なる歴史の学習ではなく,これからの自分たちのための学習だという言葉に,身の引き締まる思いがしました。

続いて先週に登場したのは福田先生。「長崎とキリスト教」というテーマの授業です。

そもそもキリスト教とは・・・というところから授業が始まったので,予定の1時間では足りず翌週に持ち越しとなりました。

今日はその持ち越し部分の授業からスタートです。

自分たちで計画を立てて長崎のさまざまな場所を訪れることになるのですが,授業の最後にはそのヒントとなるキリスト教関係の名所について教えてもらいました。

なかでも詳しい説明があったのが浦上天主堂です。

ふだんはキリスト教に関心や関わりのない子が多いと思われますが,みな興味深げに話を聞いていました。

続いては安田先生,テーマは出島です。

出島の作られた由来から,出島に関わる豆知識まで,たくさんの情報の入った授業でした。

話はまず,出島がいかに狭い土地であるかというところから始まりました。

小学校の運動場6個分くらいだそうです。

出島と言えばシーボルト。しかしシーボルトの名前を聞いたことのある子はごくわずか。

狭い土地ながらも見所満載,ぜひ自分の目で見て欲しいというのが授業のまとめでした。

浦上天主堂にしても,出島にしても,修学旅行の中でそこを訪問するかどうかは自分で決めます。

この授業で,長崎の歴史や文化に興味を持ち,はっきりと目的を持ってそれぞれの土地を訪れて欲しいと思います。観光旅行ではなく,学問を修める旅行にできるよう,引き続き「総合的な学習の時間」でアシストしていきます。