ひばりっこブログ

たくさんとれたよ!(2年生)

 休み時間に外へ出ると、2年生がしゃがみこんで何やら友達と楽しそうに話していました。

近づいてみると、「これはもう真っ赤っかだね。」、「それはもう少しじゃない?黄色っぽいよ。」と相談する声が聞こえました。

「どうしたの?」と聞くと、「先生見て!たくさんとれたよ!!」と満面の笑みでミニトマトを見せてくれました。

GW明けから育ててきたミニトマトが大きく成長し、立派な赤い実をつけました。

中にはミニトマトの観察を日課にしている児童もおり、毎朝教室へ来る前に確認をしているようです。

なかなか実がならなかったり、枯れそうなくらい弱ってしまったり、少し心配な時期もありましたが、

子どもたちは愛情たっぷりでミニトマトのお世話をし、水やりの時には「早く大きくなってね。」と声を掛けている児童がいたことも

非常に印象的でした。

「トマトは苦手だけど、ミニトマトなら食べられる!」や「自分で育てたから、いつものより美味しい。」といった子どもたちの

素直な感想が毎日教室を飛び交います。

 このミニトマトの栽培を機に、家で他の野菜を育て始めた児童も何人かいるようです。普段当たり前に食べている野菜を

育てるのにどれだけ手間と時間がかかるかを身をもって体験し、大変さが分かったと話をしてくれました。他の食べ物にも

同様に目を向けて、より一層心を込めて『いただきます』と言えるようになって欲しいですね。