校長室の窓から
2015/01/09
むかしの遊び
ベル広場から子どもたちが何かを始める気配が伝わってきます。
しばらくすると、コツン・コツンと音が聞こえてきました。
校長室の窓のカーテンを開けてみると、羽根つきが始まっていました。
羽根つき
2人ずつのペアになり、向かい合って羽根つきをしていたのは、2年生でした。
なかなか難しいようです。
初めから空振りをしている子もいますし、交互に打ち続けることは、なかなかできません。
しかし、しばらく続けていると、3回ほどは続けられる組も出てきました。
羽子板
ベンチの上には、たくさんの羽子板が置いてありましたが、一組(写真右側)だけ昔ながらの立派な人形飾りが付いたのがあり、懐かしい気持ちになりました。
広場の隅にもう一つのグループがありました。
先生を囲んで、説明を聞いているようです。
説明を聞く子どもたち
こちらはコマ回しのようです。
糸の巻き方や、回し方の説明を聞いています。
きれいに巻けました
糸を巻くのも難しいですが、コマを投げて回すのは、なかなかうまくいきません。
やっとうまく回せた子には、拍手が起こっていました。
生活科の「むかしの遊び」の学習でした。
私が子どもの頃のこの時期には、羽根つきやコマ回しの他に、凧揚げもやっていました。
遊びの中で工夫が求められ、コツを身につける必要もありました。
遊びながら、知恵や器用さが育っていった、懐かしい「むかし」でした。