校長室の窓から

むかしの遊び

ベル広場から子どもたちが何かを始める気配が伝わってきます。

しばらくすると、コツン・コツンと音が聞こえてきました。

校長室の窓のカーテンを開けてみると、羽根つきが始まっていました。

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    羽根つき

 

2人ずつのペアになり、向かい合って羽根つきをしていたのは、2年生でした。

なかなか難しいようです。

初めから空振りをしている子もいますし、交互に打ち続けることは、なかなかできません。

しかし、しばらく続けていると、3回ほどは続けられる組も出てきました。

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    羽子板

 

ベンチの上には、たくさんの羽子板が置いてありましたが、一組(写真右側)だけ昔ながらの立派な人形飾りが付いたのがあり、懐かしい気持ちになりました。

 

広場の隅にもう一つのグループがありました。

先生を囲んで、説明を聞いているようです。

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 説明を聞く子どもたち

 

こちらはコマ回しのようです。

糸の巻き方や、回し方の説明を聞いています。

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 きれいに巻けました

 

糸を巻くのも難しいですが、コマを投げて回すのは、なかなかうまくいきません。

やっとうまく回せた子には、拍手が起こっていました。

 

生活科の「むかしの遊び」の学習でした。

私が子どもの頃のこの時期には、羽根つきやコマ回しの他に、凧揚げもやっていました。

遊びの中で工夫が求められ、コツを身につける必要もありました。

遊びながら、知恵や器用さが育っていった、懐かしい「むかし」でした。