校長室の窓から

箏(こと)

音楽の研究授業が行われました。

テーマは「箏」です。

5年生の「日本の伝統音楽と『箏』に親しもう」という単元名での学習です。

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   音楽科研究授業       正座で挨拶

 

研究授業ですので、教室の周りには、参観の教員がぎっしり並んで見守っています。

なんと、授業の始まりと終わりの挨拶は、正座をしてのお辞儀です。

長い教員生活で、初めて見る光景でした。

教室には12面の箏が置かれていますので、児童3人で1面を使うことができます。

各部分の名前「絃(糸)、柱(じ)」等や、取扱いの注意事項なども指導されました。

全員が爪をつけ、座り方(生田流)を習います。

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  電子黒板を使って       興味津々

 

いよいよ音を出すのですが、恐る恐る弾いた箏から、とてもやさしい音が出て、一気に教室が和みます。

少し慣れてから、「さくら」の曲から、「さくらさくら」の部分を弾いた後で、他の部分の音は自分たちで探すという学習に発展していきます。

授業は楽しさと真剣さが両立された、心地よい展開で進められていきました。

大型のテレビ(電子黒板)も有効に活用されていました。

 

新しい教育課程は、伝統音楽や伝統芸能も取り入れられた内容になっています。

本校では先進的な取り組みが実践されていると言えます。