校長室の窓から
2015/01/28
箏(こと)
音楽の研究授業が行われました。
テーマは「箏」です。
5年生の「日本の伝統音楽と『箏』に親しもう」という単元名での学習です。
音楽科研究授業 正座で挨拶
研究授業ですので、教室の周りには、参観の教員がぎっしり並んで見守っています。
なんと、授業の始まりと終わりの挨拶は、正座をしてのお辞儀です。
長い教員生活で、初めて見る光景でした。
教室には12面の箏が置かれていますので、児童3人で1面を使うことができます。
各部分の名前「絃(糸)、柱(じ)」等や、取扱いの注意事項なども指導されました。
全員が爪をつけ、座り方(生田流)を習います。
電子黒板を使って 興味津々
いよいよ音を出すのですが、恐る恐る弾いた箏から、とてもやさしい音が出て、一気に教室が和みます。
少し慣れてから、「さくら」の曲から、「さくらさくら」の部分を弾いた後で、他の部分の音は自分たちで探すという学習に発展していきます。
授業は楽しさと真剣さが両立された、心地よい展開で進められていきました。
大型のテレビ(電子黒板)も有効に活用されていました。
新しい教育課程は、伝統音楽や伝統芸能も取り入れられた内容になっています。
本校では先進的な取り組みが実践されていると言えます。