校長室の窓から

3学期始業式

冬休みが終わり、全校の児童が学校に帰ってきました。

いつもの挨拶に加え、「明けましておめでとうございます」と、丁寧な挨拶をしてくれる児童もたくさんいました。

始業式は、学園講堂で行いました。

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    学園講堂での始業式

 

式に先立ち、転入児童の紹介を行ないました。

式の講話では、下記の内容のお話をしました。

<式辞の概要>

明けましておめでとうございます。冬休みが終わり、今日から3学期が始まります。みんな元気に登校してきてくれたので、とてもうれしく思います。休み中には、クリスマス・お正月と、大きな行事がありましたので、家族そろって過ごす時間が、普段よりたくさんあったのではないでしょうか。お年玉をもらった人は、無駄遣いしないようにしましょうね。

私は、元旦には初日の出を見に行きますが、今年はお天気が良くて、とてもきれいに見えました。いい、1年になりそうです。

私が、冬休みにするもう1つのことは箱根駅伝を見ることです。2日かけて10人で、200キロメートル以上を走ります。この駅伝に出るには、前の年に10位以内に入るか、厳しい予選を勝ち抜かなければなりません。予選は、1人20キロメートルを走り、10人の合計タイムで争われますが、予選を最後に通過したチームと落選したチームの差はわずか10秒でした。10年前には、1秒差で落選したチームもあり、とても悔しい思いをしていました。しかし、このチームは悔しさをばねにして猛練習をして、翌年には予選を通過しました。

このことから、何事も最後まで最善を尽くすこと、上手くいかないことがあっても諦めずに努力すれば報われることもある、ということを教えられます。

さて、お正月は1年の始まりですが、3学期は1年の締めくくりのときです、6年生にとっては小学校生活の締めくくりでもあります。しかも、あっという間に過ぎていくのが3学期です。6年生は卒業まで44日、他の学年は52か51日しかありません。今の学年の勉強は身に付いたか、学年にふさわしい体力は身に付いたのか、何より、学年にふさわしい心が育っているのか、よく考えて、不十分なところをしっかり鍛えてください。そのためには、まずは、基本的なことの一つひとつをきちんと実行することが大切です。

「学校は勉強をするところです。みんなと仲良くして友達を増やすところです。」

挨拶・服装・マナー・お世話になっている人への感謝、これ等のことができてこそ、雲雀丘学園小学校の児童であると言えます。

短い3学期ですので、1日1日を無駄にせず、大切に過ごしてほしいと思います。(以上式辞の概要)

 

 

始業式に続いて、3学期の学級委員任命を行ないました。

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   壇上に勢ぞろいした学級委員

 

学級委員を中心に、3学期も素晴らしい学級にしてくれることを願っています。