校長室の窓から
2016/12/09
モーツァルト
今年も神戸女学院大学のアウトリーチプログラムをお迎えしました。
指導していただいたのは4年生の全クラスです。
4クラスありますので、午前中に4回も実施していただくという、ハードスケジュールです。
それでも7人の学生の皆さんは、ずっと笑顔で子どもたちと接してくださいました。
今年のテーマはモーツァルトです。
神童とも呼ばれたモーツァルトは、3才でチェンバロ(ピアノの元となった楽器)を弾き始め、5才で作曲を始めたと言われています。
そんな、モーツァルトを身近に感じさせるために、プログラムの導入は彼の身長のを当てるクイズからでした。
そして、オペラ「フィガロの結婚」より、序曲をピアノ連弾で、「手紙の二重唱」を声楽二重唱で聞かせていただきました。
手紙の二重唱は、澄んだ伸びのある歌声で、二人が語り合っている様子が伝わってくるようでした。
続けて、子どもたちにも、リコーダーと打楽器の指導をしてくださり、「きらきら星」の演奏をしました。
ちょっとした演奏のコツを教えていただき、楽しく演奏することができました。
リコーダーの指導
モーツァルトの曲は、「バターつきパン」のピアノ独奏、「交響曲第40番 第1楽章」のピアノ連弾と続きます。
もり上がったのは、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」という曲の声楽2重奏とヴィオラでの演奏です。
なんと、本校の音楽の先生も参加して、見事な歌声を響かせてくれました。
子どもたちもウットリ
締めくくりでは、みんなでクリスマスソング3曲を歌い、楽しいアウトリーチプログラムは終わりました。
みんなで楽しく
7名の学生さんたちは、音楽学部の4回生で「音楽によるアウトリーチ」という授業を履修されている皆さんです。
大学で学んだことの実践発表の場ということになるのでしょうが、本当に素晴らしい時間を子どもたちに届けてくださったことに、心から感謝いたします。