校長室の窓から

梅雨明けと夏休み-vol71

 近畿地方は昨日の雷鳴とともに梅雨は去り、今日梅雨明けを迎えました。長い雨空が続きましたが、気温は抑えられたので、初めて8月まで続く前期前半を過ごす児童にとっては幸いだったかもしれません。明日は授業納め、夏休みに入ります。(6年生はもうあと一週間、頑張ります)臨時休業が明けて2ヶ月間の授業でしたが、児童は大変よく頑張りました。教員も奮闘努力し、本来であれば、4月から7月、約4ヶ月の時程を2ヶ月間でほぼ3ヶ月分行うことができました。休業中のリモート授業を含めるとかなりの教科で遅れを取り戻した感じです。しかしながら、コロナ禍第二波が来ていますので、警戒を緩めることなく、今後も粛々と授業は進めていきます。

 さて、今日は児童会の挨拶運動の日、様々な場所に児童会役員が立ち、大きな声で挨拶が飛び交いました。さすが6年生です。そんな中、専用通路の際でクマゼミの羽化が始まり、通学中の児童が大喜びでした。また、高温を心配しましたが、風があったせいか熱中症指数も限界を超えず、体育の授業も何とか外でできました。皆、ドッチボールやバトンリレーの練習に元気よく取り組んでいました。

 夏休みは短く、現下の状況では自宅回りで過ごすことが多いかもしれませんが、ご家庭では子どもたちにいろいろな経験をさせてあげていただきたいと思います。子どもたちが大きく伸びる時期です。是非、あまり手助けをせず、なんでも自分でさせてみてください。思い通りにいかないことが多いと思いますが、うまくいかないことから、子どもたちは多くを学ぶはずです。短くても中身の濃い夏休みになることを期待しています。

   

夏休み前、最後のあいさつ運動、終わった後は全員で打ち合わせ

専用通路でセミが羽化中、みんな興味津々でした

 

バトンリレーの練習      上級生はドッチボール競技