校長室の窓から

年末年始にあたって -vol118

 冬休み直前になり、冬将軍がやってきました。日本海側では大雪で道路が大混乱、スキー場では久しぶりにスキー場開き前にたっぷりの雪が降りました。小学校は明日から冬休みに入ります。冬休みはクリスマスがあり、お正月があり、普段であれば年末年始の行事が続き、子どもたちにとっても楽しみ多い休暇です。今年は新型コロナ第三波の渦中ですから静かに行事をすごしてほしいと思います。本来、クリスマス、お正月とも家族中心で行われ無事一年を過ごせたことの感謝や新しい年に向けて、家族の健康や幸運を祈る静かな催事であったはずです。それが行き過ぎた商業主義や行き過ぎた情報氾濫によって、催事の「心や意味」が薄れ、「コト」が闊歩し、最近では大騒ぎを誘引するような風潮さえ感じています。今年はコロナ禍の中、そうした行き過ぎを是正し、行事、催事の本来の目的に原点回帰するチャンスの年かとも思います。心を静かに整え、我が家で家族団欒の年末年始を過ごす事が再評価されるのではないかと思われます。

 保護者の皆様のご協力により夏からの長い4ヶ月を無事に終えたことを感謝いたします。新型コロナに注意しながらよき年末年始をお過ごしください。

一年生が松ぼっくりを使ってかわいいツリーをつくってプレゼントしてくれました。ありがとう!!