校長室の窓から

タイサンボク 校内の樹③

    機関車の北側にタイサンボクがあります。33回生の卒業記念樹です。1983年に植樹されたので,37年間で大きく成長しました。つやのある細い楕円で肉厚の葉が特徴的です。ちょうど梅雨の頃に大きな白い花を咲かせます。木に咲く花としては最大級の大きさです。

         

 

    今朝,高学年棟の6年生の階に行くと,1つだけ咲いていましたので,写真に収めました。
    派手な色の花ではありませんが,つややかな濃い緑の葉の間から大きな白い花びらが特徴的で,夏を先取りしているようなわくわくした気持ちになったものです。これから,たくさんの花をつけることでしょう。
    昔,光村図書5年生の国語の教科書にありました,「さよならの学校」(今江祥智 作)という物語にもタイサンボクが出てきます。おじいさんと孫の切ない中にも心温まる物語です。