校長室の窓から

新米の脱穀(だっこく)

 6日と7日の2日間,3年生の脱穀体験が行われました。SL広場に先日刈り取った稲が干してありましたが,その稲の穂から籾(もみ)を外す作業をしました。

             

 足踏み脱穀機を使って,籾を外して,唐箕(とうみ)で良い籾と良くない籾やくずの選別をしました。学園長先生も「子どもの頃が懐かしい。」と仰って見学に来られました。私自身,足踏み脱穀機や唐箕が動いている様子は初めてだったので,とても興味深く見せてもらいました。100年以上前の昔の人の工夫や知恵は,感心するばかりでした。

         

 籾すりと精米は難しいので,専門の方にお願いすることにしています。
 籾を外した後のわらは,わら細工に利用することになっています。わら細工は,お正月に向けてしめ縄作りをするそうです。
 精米した後の白米は,もちろん,炊飯器で炊いて食べることができるのですが,3年生144人に分配します。さて,一人の量がどれくらいになるのでしょうか。せめて小さなおにぎり一つ分の量くらいはとれるといいのですが。