校長室の窓から

いもほり

 先週,2年生が芋掘りをしました。春に植えたサツマイモは,ずいぶん蔓も伸びて葉も畑いっぱいに大きく広げています。蔓を切った後,移植ごてで掘るのですが,どれも立派に成長した大きなものがたくさん出てきました。子ども達も歓声を上げながら次々に掘っていきます。
 夏の間,特に世話をしたということもなくても,立派に成長していることから,昔,戦時中に栽培が奨励されたこともわかる気がしました。

             

 私の父は,ちょうど食べ盛りの年頃に戦争を経験しましたので,サツマイモやカボチャは余り好きではありませんでした。詳しく尋ねたことはないのですが,おそらく来る日も来る日もサツマイモかカボチャかどちらかが飽きるほど食卓に並んだからかも知れません。

                                 

   さて,今年,豊作のサツマイモを,平和な時代の2年生は,どのように食べるのでしょうか。楽しみですね。