校長室の窓から

まっかな秋

 森の学舎でもご紹介しましたが,日に日に深まる秋に,木々の葉も色づきを深めてきました。ニュースでも各行楽地には,紅葉を楽しむ人々の様子が報じられています。
 校門からのソメイヨシノは色づいた葉が散り,残りの葉もわずかになりました。ベル広場のメタセコイアや幼稚園のトチノキは黄色く色づいています。

                      

 幼稚園の奥にある『告天舎』に向かう途中のナンキンハゼも小学校の樹同様に赤く色づいています。『告天舎』の周りのモミジは,今がちょうど見頃になっています。四季がはっきりとしている日本では,昔から色彩に関する言葉が豊富です。同じ赤色でもたくさんの種類があります。自然の色に名前をつけて区別したものも多いですね。紅葉の赤,夕焼け空の赤,木の実の赤など私達の祖先の感性の豊かな様が感じられます。
 雲雀丘の自然も四季の移ろいを伝えてくれるので,心がほっとします。カメラで画像に残すのも良いのですが,しっかりと目で見て心で感じて,記憶に残しておきたいと思っています。