校長室の窓から

クリスマスリース

 1年生は,生活科でクリスマスリースを作りました。
 夏の終わりまで育てたアサガオの蔓を乾燥させて,捻りながら束ねて輪を作ります。『秋さがし』で集めた落ち葉や木の実,松ぼっくりなどをリースに付け,お家から持ってきたリボンなども加えて飾りました。
 グルーガンという機械を使って,熱で溶かした樹脂でくっつけます。やけどに注意しながらがんばって作りました。子どもにとって難しいところは,教師が手伝います。

       

 クリスマスリースの意味には,いろんな説がありますが,1つ目は「永遠の神からの愛」を願うという意味です。キリストの誕生日であるクリスマスと関係があります。
 2つ目は豊穣や豊作祈願。冬でも緑である常緑樹が農作物の豊穣を,赤い実が太陽を,松ぼっくりは生命力を表し,訪れる春への願いが込められました。
 3つ目は,魔除けです。常緑樹であるヒイラギの葉は生命力の源とされ,悪いものから身を守ってくれると信じられていました。
 いずれも日本のお正月のしめ縄や節分の飾りに似ていますね。
 1年生になって初めてのクリスマスとお正月です。よい年末・新年を迎えることができれば良いですね。