校長室の窓から

豊かな発想,そして工夫

 先週,3年生の図工の時間で,しめ縄作りをしていました。『ひばりの里』で今年取れた稲を脱穀したときに出たわらを使って作りました。輪ゴムで束ねたわらをねじってまとめます。ねじったものを2つ作りまとめてねじります。端を針金で留めれば完成です。しっかりと細かく強くねじることと,出来るだけ円く作ることがポイントです。乾いたわらの香りが教室に広がりました。
 私がのぞいた時は,ちょうど飾り付けの作業をしていました。クリスマスやお正月の飾りを用意してきていましたが,市販されているものを持っている子ども達が多い中,手作りの橙(だいだい)を用意している子どもに出会いました。大きさといい,色合いといい見事に仕上げてありました。しめ縄に付けるということで,重さも考えて軽く作ったようです。自分で考えて自分で工夫して作るという素晴らしい取り組みの姿勢に感心しました。

                 

 別の話ですが,ある1年生の子どもは,たこ焼き屋さんのごっこ遊びを考えて,色画用紙でたこ焼きを作りました。これも,上手に出来ています。教頭がもらった物を写真におさめました。私には届きませんでした。(残念)