校長室の窓から

研究活動3年間の歩み

 教師の一番重要な仕事は,言うまでもなく毎日の『授業』です。授業を行うために,事前に準備をして臨みますが,準備した計画通りに進むことはめったにありません。子ども達の考えたことや発言を拾い上げながら学習を進めますので,時々停滞もしますし,決めていたルートから外れることもあるのです。しかし,そんな時にこそ,子ども達が集中して考えたり,活動したりしていることが多く,内容が豊富な1時間になることもあるのです。
 『どんな授業がいい授業なのか』は,教師にとって永遠の課題であると思います。ただ1つ,大切にしなければならないのは,子ども達が『わかった』『できた』と感じ,子ども達を中心に組み立てられた授業にしなければならないと言うことです。
 昨日は,午後から教科別実践報告会を行いました。11教科の教科主任が,研究活動のテーマである『論理的な思考力を育てる』の3年間の実践報告を教員全員参加で行い,中身の濃い2時間になりました。詳しくは,今年度末に発行する『雲雀丘教育42号』にまとめます。