校長室の窓から

備えあれば

 1月17日が近づくと,報道番組や新聞記事で防災が取り上げられることが多くなります。「災害は 忘れた頃に」という言葉があるように,常に「もしも」に備えておくことが大切です。
 大きな地震で,交通機関が麻痺して学校に足止めになったときのために,全校生の食料と水を備蓄しています。昨日は,備蓄品を運び出して,新しいものと交換する作業をしました。また,この時期には,避難訓練を実施し,防災教育の一環で,地震についての学習を行います。
 地震がこわいのは,どのレベルの揺れが来て,どんな被害が出るかが予想できないことにあります。また,火事が起こることも想定されます。気象災害と違って予知が出来ないこともおそろしいところです。しかし,物と心の準備をしっかりとして,慌てないで自分の身を守ることと被害を最小限に抑えることが,学校で出来る取り組みです。大きな地震があった日を覚えて,全校あげて点検と準備をしたいと思います。